上司が使える週次状況の書き方
週次の状況は日記ではなく、判断の材料です。上司が転送できる三行は、読まれない一枚に勝つ。変わったこと、止まっていること、必要なことを書く。
十二人分を読む人のために書く
上司は週を楽しむために読んでいない。リスクと、自分にしか出せない判断を探している。一分で読めなければ、リスクは埋もれる。
気分は省く。「忙しいが順調」では、業者ファイルが出たか分からない。結果から書く。努力は自分のメモに置き、状況報告には置かない。
毎週同じ時刻、同じ場所に送る。動く宛先は飛ばされる。金曜の午後でも月曜の朝でも、チームの習慣に合わせる。一本のために新しい経路を作らない。
三行、この順
終わったこと:結果を一つか二つ。規模があれば添える。「返金チケットを18件閉じた。二日を超える待ちはゼロ。」「返金をやった」ではない。
止まっていること:事実と、始まった日。「第4条の文言を火曜から法務待ち。」人を悪者にしない。止まっていなければ「障害なし」と書く。空欄は書き忘れに見える。
必要なこと:期限つきの質問。「木曜のメールを短い版にするか、水曜の正午までに可否が欲しい。」何もいらないなら「依頼なし」。その欄が空でもよい、と分かると信用される。
- 終わったこと:何が変わったか
- 止まっていること:いつから、何が
- 必要なこと:判断と時刻
指させる数字だけ使う
件数、日付、開ける報告書の割合で足りる。感覚を「およそ30%改善」にしない。報告書が6%から2%なら、その数字を書く。基準がなければ、ないと書く。
今週と、計画全体を分ける。年次目標の繰り返しだけでは何も伝わらない。「目標は五月のまま。今週は下書きがレビューに入った」で一行につながる。
他人の名前や給与で埋まった画面は貼らない。チケット番号と結果で足りることが多い。持ち出しが禁じられているなら、そのシステムの中に書く。
書かないもの
出た会議の逐一は書かない。出席は結果ではない。日付か担当が変わったなら、その変化だけを書く。座っていた時間は書かない。
非難は書かない。「Aが遅い」は転送され、戻ってくる。「レビュー原稿は月曜からデザインにある。一度確認した」は、同じ事実で人物評価がない。
昇給や昇進の隠れた依頼は入れない。状況報告はその封筒ではない。何か月かの結果の型は、あとでその話を支えられる。金曜の一行では支えられない。
返信がないとき
返信がないのは、判断が不要だったことが多い。必要なことの期限が過ぎていないなら、「確認です」だけの再送はしない。
同じ停滞が三週続くなら、同じ文言を繰り返さない。月曜も止まっていたら自分が進める案を書く。小さい版を出す、顧客に約束した日を動かす。その案を直してほしいと頼む。
短すぎると言われたら、日記ではなく文脈を一行足す。前回のどれで判断できなかったかを聞き、次の週はその隙間に書く。
あとで使えるメモにする
週の行は、評価用のメモと同じファイルに残す。面談のときに三月を記憶で組み立てなくてよい。状況は原料です。評価の紙は、それを並べたものです。
休む前の最後の一文は引き継ぎにもなる。同僚が自分に聞かずに動けるよう、必要なことを書く。「業者が返信したらファイルはSが出す。フォルダはリンク」は、状況であり、不在の計画でもある。
この型は混乱した計画を静かにしない。早く見えるようにするだけです。評価そのものではなく、他人の私的な詳細を埋める記録でもありません。